“おしつめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
押詰50.0%
押迫50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
聞れしかと思へども何喰なにくはかほにて何も變ることは御座らねどお幸はよき世話人せわにんありて此間このあひだ備前樣びぜんさまの御屋敷へ見習奉公みならひぼうこうに出ましたと云に長兵衞は僥倖しあはせなり併ながら押詰おしつめてのかぞへ日に嘸々さぞ/\ものかゝりしならん我等も夫と知るならば何ぞいはうてやるものを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
なでいや然樣さやう云るゝと實に面目めんぼく次第もなし併し年中御世話にばかりなり其上節季せつき師走しはす押迫おしつめての金の才覺さいかくあまり心なしに御話おはなしも出來ぬゆゑよんどころなく淺草田町の利兵衞と云國者を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)