“おうい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
王維55.6%
王威22.2%
王位11.1%
王井11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と冷笑し、又公暇こうか王維おうい孟浩然もうこうぜん韋応物いおうぶつ柳子厚りゅうしこうの詩を読みて、四を賛する詩をせる如き、其の好む所の主とするところありて泛濫へんらんならざるを示せり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
文聘ぶんぺい王威おういなどに、彼を歓待させて、別席の宴楽へ誘い、その間に、玄徳もまた、州衙しゅうが主催の園遊会へのぞむ予定がありますから、そのほうへ連れだして討ち取れば、難なく処分ができましょう
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
あたりまえならばあね王位おういをつぐのが順序じゅんじょでありますから、まち人民じんみんは、なんといって、反対はんたいすまいものでもなかったのであります。
黒い塔 (新字新仮名) / 小川未明(著)
女皇じょおうこころは、いつしか、王位おういいもうとゆずろうときめていました。けれども、このまちたみはどうおもうかとづかわれました。
黒い塔 (新字新仮名) / 小川未明(著)