“王威”の読み方と例文
読み方割合
おうい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
約八十里ほどくると、すでに蔡瑁以下、劉琦、劉琮の兄弟だの、また王粲おうさん文聘ぶんぺい鄧義とうぎ王威おういなどという荊州けいしゅうの諸大将まで、すべてさかんな列伍を敷いて、玄徳を出迎えるため立ち並んでいた。
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
文聘ぶんぺい王威おういなどに、彼を歓待させて、別席の宴楽へ誘い、その間に、玄徳もまた、州衙しゅうが主催の園遊会へのぞむ予定がありますから、そのほうへ連れだして討ち取れば、難なく処分ができましょう
三国志:06 孔明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
これが蔡瑁の耳に入ったので、調べてみると、王威おういの進言だと分った。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)