“文聘”の読み方と例文
読み方割合
ぶんぺい100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで名代として、蔡瑁さいぼう張允ちょういん文聘ぶんぺいの三人が赴くことになったが、その際、劉琮へむかって、そっと、すすめたものがある。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
曹丕そうひは船にって、重病人のように船房の中に臥していた。それを文聘ぶんぺいが背に負って、小舟に飛び移り、辛くも淮河わいがのふところをなしている一商港に上陸あがった。
三国志:10 出師の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
令を下すべく曹操が立って見わたすところ、荊州の旧臣中では、ひとり文聘ぶんぺいの姿だけが見えなかった。
三国志:07 赤壁の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)