“うすげしやう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
薄化粧90.9%
薄仮粧9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かざにしきうらはとはゞなみだばかりぞ薄化粧うすげしやうふか苦勞くらういろかくしてとも無邪氣むじやき物語ものがたりを
別れ霜 (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
お君は珍らしく薄化粧うすげしやうなどして、今日はまた非凡の美しさです。
彼の病はいまだ快からぬにや、薄仮粧うすげしやうしたる顔色も散りたるはなびらのやうに衰へて、足のはこびたゆげに、ともすればかしらるるを、思出おもひいだしては努めて梢をながむるなりけり。
金色夜叉 (新字旧仮名) / 尾崎紅葉(著)