“いわた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
磐田75.0%
岩田25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遠州えんしゅうの織物でもう一つ言い添えるべきだと思われるのは、磐田いわた郡の福田ふくでで出来る「刺子織さしこおり」であります。刺子の仕事をおりで行い、分厚な仕事着地として作られます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
大正十年頃より三四歳の娘(今の天川呉羽嬢、本名甘木あまき三枝(一九)本籍地静岡県磐田いわた見付みつけ町××××番地)を連れて各地を遍歴したるのち上京し、株式に手を出して忽ち巨万の富を作った。
二重心臓 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
そこへ、七回のうら、アールクラブの最後さいご攻撃こうげきで、最初さいしょの打者、岩田いわたが、安打で一るいに出たのだ。応援団おうえんだんが色めきたったのもむりはない。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
荒町あらまち、みつや、横手よこて、中のかや、岩田いわたとうげなどの部落がそれだ。そこの宿はずれではたぬき膏薬こうやくを売る。名物くりこわめしの看板を軒に掛けて、往来の客を待つ御休処おやすみどころもある。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
ぼくは、きのうの星野ほしのくんの二塁打るいだが気にいらないのだ。バントで岩田いわたくんを二るいへ送る。これがあのとき、チームできめた作戦さくせんだった。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)
るいでは、ランナーの岩田いわたが足をそろえて、ぴょん、ぴょんと、はねている。足ならしをして、走塁そうるい準備じゅんびをしているのだ。
星野くんの二塁打 (新字新仮名) / 吉田甲子太郎(著)