“いやさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
最先33.3%
最初33.3%
最前16.7%
最始16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
混沌のつる最先いやさきにわななく
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
コノール (口のうちにつぶやく)智者かしこいデュアックは……智者かしこいデュアックはどこにおる? かれはこう言うた「よるの木の葉のささやきに、新しい風の最初いやさきの歎きの息に、波の声のなかに、かつてありしことは聞かれ、やがて来るべきことも知らされる」
ウスナの家 (新字新仮名) / フィオナ・マクラウド(著)
ここに伊須氣余理比賣は、その媛女どものさきに立てり。すなはち天皇、その媛女どもを見て、御心に伊須氣余理比賣の最前いやさきに立てることを知らして、歌もちて答へたまひしく
また最終いやはての夜と最始いやさきの晝との間に、これらの道のいづれによりても、かくたふとくかくおほいなるわざは爲されしことなし爲さるゝことあらじ 一一二—一一四
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)