“いへもち”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
家持33.3%
家茂33.3%
家餅33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さて大橋文右衞門一件かゝあひ山崎町質渡世しちとせい家持いへもち五兵衞并びに同人家内の者奉公人に至るまで一同呼出よびだしになりし處此の番頭久兵衞のみ名前なまへこれなきにつき彼一人は留守るす
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
おほはん爲三次へ頼みて淺草中田圃なかたんぼにて殺害に及ばせ又神田三河町二丁目家持いへもち五兵衞召使めしつかひ千太郎より五十兩の金子を騙り取候而已成のみならず同人を打擲ちやうちやくに及びあまつさへ惡事の證人忠兵衞夫婦へ無實むじつ難題なんだい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
新撰組の母胎とも云ふべき、幕府が新に徴募した浪士団が家茂いへもち将軍警護の名目で、江戸を出発したのは、文久三年の二月八日であつた。
此度このたび徳川の橋詰に店出みせだし仕り候家餅いへもちと申すは、本家和歌山屋にて菊の千代と申弘もうしひろめ来り候も、此度相改め新製を加へごくあめりかに仕立したて趣向つかまつり候処
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)