“いっそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
一層80.0%
14.3%
一鼠5.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
襤褸ぼろを着てこんな真似をしてこんな親に附いて居ようより、一層いっその事い処へ往って仕舞おうとお前に愛想あいそが尽きて出たのに違いない
文七元結 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
たしかにお辰と見れば又人もらず、四里あるき、五里六里行き、段々遠くなるに連れて迷う事多く、ついには其顔見たくなりていっそ帰ろうかとト足あとへ、ドッコイと一二ちょう進む内
風流仏 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
うしろから馬のつらす清水かな 一鼠いっそ
俳句とはどんなものか (新字新仮名) / 高浜虚子(著)