トップ
>
いうくわく
ふりがな文庫
“いうくわく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
遊廓
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
遊廓
(逆引き)
この四百圓は七ヶ月の間に七百圓にふえたこと、で、それを消すために、つひに長野縣上田市の
遊廓
(
いうくわく
)
、M樓へ女郎として送られたこと。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
若
(
わか
)
い
衆
(
しう
)
、
知
(
し
)
つてるだらう、
此
(
こ
)
の
川下
(
かはしも
)
の
稻荷河原
(
いなりがはら
)
と
云
(
い
)
ふ、
新地
(
しんち
)
の
裏
(
うら
)
に
成
(
な
)
る。
彼處
(
あすこ
)
に、——
遊廓
(
いうくわく
)
の
女
(
をんな
)
が、
遊藝
(
いうげい
)
から
讀書
(
よみかき
)
、
茶
(
ちや
)
、
花
(
はな
)
なんぞの
授業
(
じゆげふ
)
を
受
(
う
)
ける
女紅場
(
ぢよこうば
)
と
云
(
い
)
ふのがあるのを
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上田の
遊廓
(
いうくわく
)
へおきみを賣り込んだ當時の大阪屋からは、さそりのやうな小汚ない
狡猾
(
かうくわつ
)
さを感じたのであつたが、今は、生きながら人の生血を吸ひつくす毒蛇の貪慾さを感じさせられた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
いうくわく(遊廓)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
あそび
くるわ
さと
ゆうかく