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遊廓
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いうくわく
ふりがな文庫
“
遊廓
(
いうくわく
)” の例文
この四百圓は七ヶ月の間に七百圓にふえたこと、で、それを消すために、つひに長野縣上田市の
遊廓
(
いうくわく
)
、M樓へ女郎として送られたこと。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
若
(
わか
)
い
衆
(
しう
)
、
知
(
し
)
つてるだらう、
此
(
こ
)
の
川下
(
かはしも
)
の
稻荷河原
(
いなりがはら
)
と
云
(
い
)
ふ、
新地
(
しんち
)
の
裏
(
うら
)
に
成
(
な
)
る。
彼處
(
あすこ
)
に、——
遊廓
(
いうくわく
)
の
女
(
をんな
)
が、
遊藝
(
いうげい
)
から
讀書
(
よみかき
)
、
茶
(
ちや
)
、
花
(
はな
)
なんぞの
授業
(
じゆげふ
)
を
受
(
う
)
ける
女紅場
(
ぢよこうば
)
と
云
(
い
)
ふのがあるのを
月夜車
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
上田の
遊廓
(
いうくわく
)
へおきみを賣り込んだ當時の大阪屋からは、さそりのやうな小汚ない
狡猾
(
かうくわつ
)
さを感じたのであつたが、今は、生きながら人の生血を吸ひつくす毒蛇の貪慾さを感じさせられた。
天国の記録
(旧字旧仮名)
/
下村千秋
(著)
“遊廓”の解説
遊廓(ゆうかく)は、公許の遊女屋(女郎屋)を集め、周囲を塀や堀などで囲った区画のこと。遊郭とも。
(出典:Wikipedia)
遊
常用漢字
小3
部首:⾡
12画
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
“遊廓”で始まる語句
遊廓前
遊廓外
遊廓通