“あらひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
50.0%
洗滌25.0%
洗魚25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あらため見たれども血の氣は更に之なく如何して飛石とびいしに血が付しかと女房せんと諸共もろともあらひりし處へ憑司が案内にて直樣すぐさま召捕れし上種々拷問がうもんに懸り申分致せ共御聞入相成ず夫故それゆゑよんどころなく死る覺悟かくご致し罪にふくしたる旨申すにぞ大岡殿コリヤ其方は其せんと申す女と密通みつつう致し居るにより先妻せんさい
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
二人の行動は洗滌あらひのわるい写真の薄くなつて行くやうに、次第にわたくしの記憶から消えて行つた。
来訪者 (新字旧仮名) / 永井荷風(著)
扨天ぷら斗りでは、異国仕入の毛類に等しく、酒好口さけのみくちに重ければ、一寸手軽てがるにあつさりと、洗魚あらひ碗盛わんもり塩焼ぐらい、地織結城の活魚ぢまはりもので、ざこば料理も初めよ、と御進めゆゑにとりあへず
浅草風土記 (新字新仮名) / 久保田万太郎(著)