“あさばれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
朝晴50.0%
朝霽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
づこれからたうげかゝらうといふの、朝早あさはやく、もつとせんとまりはものゝ三ぐらゐにはつてたので、すゞしうちに六ばかり、茶屋ちやゝまでのしたのぢやが、朝晴あさばれでぢり/\あついわ。
高野聖 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
このあたりに類はないから、人々は総六が自讃する、怪しき鳥の挙動ふるまいにはさもなくて、湯河原の雲をじ、吉浜の朝霽あさばれや、真鶴の霜毛にして、名だたる函嶺の裏関越え、小田原の神に使した
わか紫 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)