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あかもん
ふりがな文庫
“あかもん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
赤門
70.0%
朱門
10.0%
菓物
10.0%
果物
10.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
赤門
(逆引き)
学校の昼の休みに
赤門
(
あかもん
)
前の友の下宿の二階にねころんで、風のない小春日の温かさを
貪
(
むさぼ
)
るのがあの頃の自分には一つの日課のようになっていた。
雪ちゃん
(新字新仮名)
/
寺田寅彦
(著)
あかもん(赤門)の例文をもっと
(7作品)
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朱門
(逆引き)
ハッと思ってふり向くとたんに、
丘
(
おか
)
のいただきにある南面の
朱門
(
あかもん
)
が、
魔王
(
まおう
)
の口を開いたように、ギーイと八文字に
押
(
お
)
しひらかれた。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ふわりと
鷲
(
わし
)
を地へ
舞
(
ま
)
わせて、
南蛮寺
(
なんばんじ
)
の
朱門
(
あかもん
)
へおりた
蛾次郎
(
がじろう
)
。あッちこッちを見まわしていたが、やがて、
天
(
てん
)
ヶ
丘
(
おか
)
の松林を
奥
(
おく
)
ふかくはいってしまった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
あかもん(朱門)の例文をもっと
(1作品)
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菓物
(逆引き)
そこは銭湯の隣の
菓物
(
あかもん
)
屋の奥座敷で、中風で寝ているお爺がきょとんとした顔であと見送っていた。
放浪
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
叱られているのではなかったのかと、ほっとすると、順平は媚びた笑いを
黄
(
きいろ
)
い顔に一杯浮べて、
菓物
(
あかもん
)
屋のお爺がぼんぼんは何処さんの子供衆や、学校何年やときいたなどとにわかに饒舌になった。
放浪
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
あかもん(菓物)の例文をもっと
(1作品)
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果物
(逆引き)
果物屋は良え商売やなあとふと思うと、もう居ても立っても居られず、柳吉が稽古から帰って来ると、早速「
果物
(
あかもん
)
屋をやれへんか」と相談した。
わが町
(新字新仮名)
/
織田作之助
(著)
あかもん(果物)の例文をもっと
(1作品)
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