“あおもの”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
青物80.0%
野菜20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さびしいいなかながら、えき付近ふきんまちらしくなっていました。たばこをみせがあり、金物かなものをならべたみせがあり、また青物あおものや、荒物あらものなどをみせなどが、ぼつり、ぼつりとられました。
しらかばの木 (新字新仮名) / 小川未明(著)
いえいえあいだ通路つうろとなっている路地ろじしか、子供こどもたちにとって、あそがなかったのを、ようやく、青物あおものまわり、家庭菜園かていさいえんなどというものがかげしてから、ふたたび、いままでのごとく
太陽と星の下 (新字新仮名) / 小川未明(著)
米や味噌や野菜あおものを花子のぶんだけすこし引きだし、むやみに石炭をどしこんで食料倉もろとも乾燥室をぶっとばしてしまいました。
海豹島 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)