“あおおに”の漢字の書き方と例文
語句割合
青鬼100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尤(もっと)も一方(いっぽう)は、そんな風(ふう)に——よし、村のものの目からは青鬼(あおおに)赤鬼(あかおに)でも——蝶(ちょう)の飛ぶのも帆艇(ヨット)の帆(ほ)かと見ゆるばかり、海水浴に開(ひら)けているが、右の方は昔ながらの山の形(なり)、真黒(まっくろ)に
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
一口に勝者という者の中にも一番強い者を相手にした者は一番偉(えら)い勝者である。また同じく敵(てき)と称する者の中にも種類が数多(あまた)ある。強きもあれば弱きもある。赤鬼(あかおに)もいれば青鬼(あおおに)もおろう。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
入相(いりあい)の浪も物凄(ものすご)くなりかけた折からなり、あの、赤鬼(あかおに)青鬼(あおおに)なるものが、かよわい人を冥土(めいど)へ引立(ひきた)てて行(ゆ)くようで、思いなしか、引挟(ひきはさ)まれた御新姐(ごしんぞ)は、何んとなく物寂(ものさび)しい、快(こころよ)からぬ
春昼 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)