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『向島』
ふりがな文庫
『
向島
(
むこうじま
)
』
隅田川の水はいよいよ濁りいよいよ悪臭をさえ放つようになってしまったので、その後わたくしは一度も河船には乗らないようになったが、思い返すとこの河水も明治大正の頃には奇麗であった。 その頃、両国の川下には葭簀張の水練場が四、五軒も並んでいて、夕 …
著者
永井荷風
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
飛
(
とば
)
午後
(
ひるすぎ
)
賑
(
にぎや
)
堤
(
つつみ
)
舷
(
ふなべり
)
度重
(
たびかさな
)
渡船
(
わたしぶね
)
柳橋
(
やなぎばし
)
鮒
(
ふな
)
這入
(
はい
)
艇庫
(
ていこ
)
紐育
(
ニューヨーク
)
競漕
(
きょうそう
)
瓢箪
(
ひょうたん
)
理由
(
わけ
)
永代
(
えいたい
)
桟橋
(
さんばし
)
両国
(
りょうごく
)
月日
(
つきひ
)
暫
(
しばら
)
川下
(
かわしも
)
妾宅
(
しょうたく
)
奇麗
(
きれい
)
堀切
(
ほりきり
)
土瓶
(
どびん
)
向嶋
(
むこうじま
)
名物
(
めいぶつ
)
中
(
うち
)