龍燈りゅうとう)” の例文
新字:竜灯
やっと、ややおちついて四へきをみると、龍燈りゅうとう鳳燭ほうしょくの光は、みどり金色こんじきわし、二列となっている仙童女は、はた香瓶こうびんしゃく供華くげなどをささげていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
大井川へ時稀ときたま現れるそうです。龍燈りゅうとうだという説もありますが、何方どっちにしても好い加減なもんですよ。片葉の蘆というのは実際不思議で、葉が片一方丈けへ出ます。
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)