“麗人”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいじん80.0%
たおやめ6.7%
あでびと6.7%
よきひと6.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それから一時間ほどして、目賀野は医師やら博士のめいの秋元千草という麗人れいじんや博士の助手の仙波学士を伴い、自動車で駆けつけた。
鞄らしくない鞄 (新字新仮名) / 海野十三(著)
身近を通った跫音あしおとには、心も留めなかった麗人たおやめは、鳥の唄も聞えぬか、身動みじろぎもしないで、そのまま、じっと。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
僕は何故か階段に踏みとどまった婦人の心を読むために、はじめて眼をあげて彼女の顔をみあげた。おお、これは又、なんという麗人あでびとであろう。
階段 (新字新仮名) / 海野十三(著)
世を傾けむ麗人よきひと
若菜集 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)