“麗景殿”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
れいげいでん66.7%
れいけいでん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
妹の女御にょごのいる麗景殿れいげいでんに行く途中で源氏を見かけて、「白虹はくこう日を貫けり、太子ぢたり」と漢書の太子丹が刺客を秦王しんのうに放った時
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
麗景殿れいげいでん女御にょごといわれた方は皇子女もなくて、院がおかくれになって以後はまったくたよりない身の上になっているのであるが、源氏の君の好意で生活はしていた。
源氏物語:11 花散里 (新字新仮名) / 紫式部(著)
入内の後は、大宮は、麗景殿れいけいでんに住み、遊び好きで、政治の嫌いな天皇に、何かと政務を見る事をすすめていたという。変則な時代の犠牲者とも言える女性の一人である。
とあって、光源氏が麗景殿れいけいでんの女御のもとを訪れて昔語りをするところで此の歌をむ。