麗景殿れいげいでん)” の例文
妹の女御にょごのいる麗景殿れいげいでんに行く途中で源氏を見かけて、「白虹はくこう日を貫けり、太子ぢたり」と漢書の太子丹が刺客を秦王しんのうに放った時
源氏物語:10 榊 (新字新仮名) / 紫式部(著)
麗景殿れいげいでん女御にょごといわれた方は皇子女もなくて、院がおかくれになって以後はまったくたよりない身の上になっているのであるが、源氏の君の好意で生活はしていた。
源氏物語:11 花散里 (新字新仮名) / 紫式部(著)
夫人も行っている麗景殿れいげいでんへすることづてを大納言はするのであった。
源氏物語:45 紅梅 (新字新仮名) / 紫式部(著)
麗景殿れいげいでんと呼ばれることになった。
源氏物語:32 梅が枝 (新字新仮名) / 紫式部(著)