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魚貫
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ぎょかん
ふりがな文庫
“
魚貫
(
ぎょかん
)” の例文
谷が
愈々
(
いよいよ
)
急になって
其
(
その
)
中が通れなくなると、右に切れて短い
偃松
(
はいまつ
)
の間を
魚貫
(
ぎょかん
)
して登った。登って
終
(
つい
)
に広やかな高原のような尾根の上に出た。
朝香宮殿下に侍して南アルプスの旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
漸
(
ようや
)
く草原を
魚貫
(
ぎょかん
)
して、
稍
(
やや
)
平
(
たいら
)
な途へ出た時には、武甲山の裏へ廻ったので、今まで高いと思っていた連山は、
悉
(
ことごと
)
く下になり遠く
山脈
(
やまなみ
)
の彼方に浅間の
烟
(
けむり
)
を見出した時は思わず高いと叫んだ
武甲山に登る
(新字新仮名)
/
河井酔茗
(著)
最後に、どうしても解決のつかないのは、
魚貫
(
ぎょかん
)
したように、鼓楼の方へとつながって裏門まで続いている犬の死骸です。どこの犬で、何のために斬られたかということは、誰にも見当がつかない。
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“魚貫”の意味
《名詞》
串ざしの魚のように大勢が列をなして行くこと。
(出典:Wiktionary)
魚
常用漢字
小2
部首:⿂
11画
貫
常用漢字
中学
部首:⾙
11画
“魚”で始まる語句
魚
魚籠
魚屋
魚河岸
魚籃
魚鱗
魚類
魚釣
魚沼郡
魚族