“ぎょかん”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ギョカン
語句割合
御感78.3%
魚貫13.0%
御棺4.3%
馭官4.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
滅相めっそうもないこと、三彩獅子を御覧ごろうぜられて、将軍家の御感ぎょかん一通ひととおりでなく、殿、御上府のせつは、偉い面目めんもくをほどこしたそうでござる」
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ようやく草原を魚貫ぎょかんして、ややたいらな途へ出た時には、武甲山の裏へ廻ったので、今まで高いと思っていた連山は、ことごとく下になり遠く山脈やまなみの彼方に浅間のけむりを見出した時は思わず高いと叫んだ
武甲山に登る (新字新仮名) / 河井酔茗(著)
十字架くるすかかり死し給い、石の御棺ぎょかんに納められ給い、」大地の底に埋められたぜすすが、三日ののちよみ返った事を信じている。
おぎん (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
「相府にやれ」と、車の馭官ぎょかんへ命じた。
三国志:03 群星の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)