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馳付
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かけつ
ふりがな文庫
“
馳付
(
かけつ
)” の例文
電話口へ
馳付
(
かけつ
)
けるもの、飲仲間を誘うもの、いろいろあった。正太は塩瀬の
暖簾
(
のれん
)
を
潜
(
くぐ
)
り抜けて、榊の待っている店の方へ行った。
家:02 (下)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
此寺
(
ここ
)
の門前に一軒、婆さんと十四五の娘の親子二人暮しの駄菓子屋があった、その娘が
境内
(
けいない
)
の物置に入るのを誰かがちらりと見た、間もなく、その物置から、出火したので、
早速
(
さっそく
)
馳付
(
かけつ
)
けたけれども
一寸怪
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
... 警察本部へは
直
(
ただち
)
に電話が掛った、そこで僕は部長の命令でウッドワード家へ
馳付
(
かけつ
)
け事件を調査したという訳なのだ」そして
更
(
さら
)
に附加えて「で目下犯人捜索中なんだけど、
何
(
いず
)
れ捕まれば死刑だろうな」
赤い手
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
急を聞いて
馳付
(
かけつ
)
けた警官のために三人ほど捕縛されてしまいました。
冥土行進曲
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
馳
漢検準1級
部首:⾺
13画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“馳”で始まる語句
馳
馳走
馳駆
馳出
馳寄
馳上
馳違
馳落
馳來
馳足