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馳足
ふりがな文庫
“馳足”の読み方と例文
読み方
割合
かけあし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かけあし
(逆引き)
蒋奇は心得てすぐ
疾風陣
(
しっぷうじん
)
を作った。一万の騎士走卒はすべて
馳足
(
かけあし
)
でいそいだ。烏巣の空はなお炎々と赤いが、山間の道はまっ暗だった。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
馳足
(
かけあし
)
で絶壁の
端
(
はじ
)
まで来て、急に底の見えない谷を
覗
(
のぞ
)
き込んだ人のように。私は
卑怯
(
ひきょう
)
でした。そうして多くの卑怯な人と同じ程度において
煩悶
(
はんもん
)
したのです。
こころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
あの
瑠美子
(
るみこ
)
を中心とした三人は、行った時のように、朗らかに笑い興じながら、
馳足
(
かけあし
)
で
上
(
あが
)
って来た。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
馳足(かけあし)の例文をもっと
(4作品)
見る
馳
漢検準1級
部首:⾺
13画
足
常用漢字
小1
部首:⾜
7画
“馳”で始まる語句
馳
馳走
馳駆
馳出
馳付
馳寄
馳上
馳違
馳落
馳來
“馳足”のふりがなが多い著者
蘭郁二郎
夏目漱石
吉川英治