馬足ばそく)” の例文
されば三月の末にいたれば我さきにと此垣を作る事なり。さて又雪中は馬足ばそくもたゝず耕作かうさくもせざれば、馬はむなしうまやにあそばせおく事およそ百日あまり也。
とぷつりッと母指おやゆびで備前盛景の鯉口を切って馬足ばそくを詰めました。山三郎は驚く気色もなく
されば三月の末にいたれば我さきにと此垣を作る事なり。さて又雪中は馬足ばそくもたゝず耕作かうさくもせざれば、馬はむなしうまやにあそばせおく事およそ百日あまり也。
圖「馬はわしよりは余程上手に乗る、蒔絵の鞍に月毛のたくましい馬にまたがって、馬足ばそくとゞめて小原山の中央に立って居た時は、実にどうも敵ながらも、天晴あっぱれの武者振で中々おもての向け様も無かった」