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馬手
ふりがな文庫
“馬手”の読み方と例文
読み方
割合
めて
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
めて
(逆引き)
彌次馬の聲援、畢竟は我が味方と、芳は勇み立つて、
無手
(
むず
)
と對手の襟髮を掴むや、
馬手
(
めて
)
の下駄は宙を飛んで、その
頬桁
(
ほほげた
)
を見舞はんとす。
二十三夜
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
太郎太刀を「
薙刀
(
なぎなた
)
の如く」ふりかざし、
馬手
(
めて
)
弓手
(
ゆんで
)
当るを幸いに薙ぎ伏せ斬り伏せ、
竪
(
たて
)
ざま横ざま、十文字に
馳通
(
はせとお
)
り、向う者の
兜
(
かぶと
)
の真向、
鎧
(
よろい
)
の袖、微塵になれやと斬って廻れば、
流石
(
さすが
)
の徳川勢も
姉川合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
圓
(
ま
)
ろやかに
馬手
(
めて
)
は胸の上に置き左苺の草つむ少女
短歌
(旧字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
馬手(めて)の例文をもっと
(3作品)
見る
“馬手”の意味
《名詞:ばしゅ》
馬の世話をする人。
《名詞:めて》
馬上で馬を操る、すなわち手綱を握る方の手。右手。
(出典:Wiktionary)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
手
常用漢字
小1
部首:⼿
4画
“馬”で始まる語句
馬鹿
馬
馬鈴薯
馬丁
馬蹄
馬糞
馬子
馬車
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