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馬吉
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うまきち
ふりがな文庫
“
馬吉
(
うまきち
)” の例文
ありったけの
大根
(
だいこん
)
を
残
(
のこ
)
らずやってしまったので、
馬吉
(
うまきち
)
はあとをも
見
(
み
)
ずに、
馬
(
うま
)
の口をぐいぐい
引
(
ひ
)
っぱって、
駆
(
か
)
け
出
(
だ
)
して
行
(
い
)
こうとしました。
山姥の話
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
ガラッ八と佐吉が滅茶滅茶に縛り上げた曲者をみると、下谷から浅草の
界隈
(
かいわい
)
を、物貰いをして歩く馬鹿の
馬吉
(
うまきち
)
という達者な三十男。
銭形平次捕物控:090 禁制の賦
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
馬吉
(
うまきち
)
の思想は退歩主義というのである。
退歩主義者
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
山姥
(
やまうば
)
がいい
心持
(
こころも
)
ちそうに、ぱちぱちいう
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
の
音
(
おと
)
を
雨
(
あめ
)
の
音
(
おと
)
だと
思
(
おも
)
って
聞
(
き
)
いていますと、その
間
(
ま
)
に
馬吉
(
うまきち
)
は
枯
(
か
)
れ
枝
(
えだ
)
に火をつけました。
山姥の話
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
「ぼくの姉さんだよ、波野幸子って言うんだ、ぼくはその弟の
馬吉
(
うまきち
)
さ」
九つの鍵
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
と、
独
(
ひと
)
り
言
(
ごと
)
をいいながら、
馬吉
(
うまきち
)
はそっと
上
(
あ
)
がっていきますと、そこはそれでも二
階家
(
かいや
)
で、上は
物置
(
ものおき
)
のようになっていました。
山姥の話
(新字新仮名)
/
楠山正雄
(著)
馬
常用漢字
小2
部首:⾺
10画
吉
常用漢字
中学
部首:⼝
6画
“馬吉”で始まる語句
馬吉奴