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飢寒
ふりがな文庫
“飢寒”の読み方と例文
読み方
割合
きかん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きかん
(逆引き)
法城は
呪詛
(
じゅそ
)
の炎に焼かれざるはなく、百姓、商人、
工匠
(
たくみ
)
たちの
凡下
(
ぼんげ
)
は、住むべき家にも
惑
(
まど
)
い、
飢寒
(
きかん
)
に泣く。——まず、そうした世の中じゃ。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
その子は今日
家内
(
かない
)
の一人にして、これを手離すときはたちまち
世帯
(
せたい
)
の差支となりて、親子もろとも
飢寒
(
きかん
)
の
難渋
(
なんじゅう
)
まぬかれ難し。
小学教育の事
(新字新仮名)
/
福沢諭吉
(著)
その
平生
(
へいぜい
)
涵養
(
かんよう
)
停蓄
(
ていちく
)
する所の智識と精神とに
因
(
よ
)
るべきは
勿論
(
もちろん
)
なれども、妾らを以てこれを考うれば、むしろ
飢寒
(
きかん
)
困窮
(
こんきゅう
)
のその身を
襲
(
おそ
)
うなく、
艱難辛苦
(
かんなんしんく
)
のその心を痛むるなく
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
飢寒(きかん)の例文をもっと
(5作品)
見る
“飢寒”の意味
《名詞》
飢 寒(きかん)
飢えと寒さ。
(出典:Wiktionary)
飢
常用漢字
中学
部首:⾷
10画
寒
常用漢字
小3
部首:⼧
12画
“飢”で始まる語句
飢
飢饉
飢餓
飢渇
飢死
飢民
飢饉年
飢餲
飢凍
飢人
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寒飢
老梟寒飢
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福沢諭吉
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