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間着
ふりがな文庫
“間着”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
あいぎ
85.7%
あひぎ
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいぎ
(逆引き)
「よくいらしってね。その
間着
(
あいぎ
)
のよくお似合いになる事。春らしいいい色地ですわ。今倉地と
賭
(
か
)
けをしていた所。早くお上がり遊ばせ」
或る女:2(後編)
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
其処へ瓦を張った部屋には、敷物もなければ、ストオヴもない。坐るのは勿論蒲団のない、角張った紫檀の肘掛椅子である。おまけに私の着ていたのは、薄いセルの
間着
(
あいぎ
)
だった。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
間着(あいぎ)の例文をもっと
(6作品)
見る
あひぎ
(逆引き)
西日の
室
(
むろ
)
のやうな部屋に歸るのは氣が進まなかつたが、會社に居る時間も辛かつた。
心懸
(
こゝろがけ
)
が惡くて、未だに
間着
(
あひぎ
)
の紺サアジを着て、汗みどろになつて居たのである。
大阪の宿
(旧字旧仮名)
/
水上滝太郎
(著)
間着(あひぎ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“間着”の解説
間着または合着(あいぎ)は衣服と衣服の間に着るもののことであり特に江戸時代武家の女性が打掛姿の時に打掛のすぐ下に着た小袖をさす。なお、夏と冬の合間に着る服という意味で春と秋に着る服のことも間着と呼ばれることがある。
(出典:Wikipedia)
間
常用漢字
小2
部首:⾨
12画
着
常用漢字
小3
部首:⽬
12画
“間”で始まる語句
間
間違
間際
間々
間諜
間柄
間近
間隙
間道
間隔
検索の候補
寝間着
寐間着
寢間着
“間着”のふりがなが多い著者
水上滝太郎
中里介山
谷崎潤一郎
有島武郎
山本周五郎
太宰治
芥川竜之介