“間投詞”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
かんとうし80.0%
かんたうし20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「否、単に語勢を強める為めの間投詞かんとうしです。学校なら唯行こうですが、活動なんかは、きゃあ、行こうと真剣になります」
ぐうたら道中記 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
マッグはあいにく脳天に空罎が落ちたものですから、quack(これはただ間投詞かんとうしです)と一声叫んだぎり、とうとう気を失ってしまいました。
河童 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
あられの如き間投詞かんたうしの互にかはされたる後、すゝぎの水は汲まれ、草鞋わらじがれ、其儘奧のへやに案内せられたるが、我等二人はまづ何を語るべきかを知らざりき。
秋の岐蘇路 (旧字旧仮名) / 田山花袋(著)