ヲサ)” の例文
歌は本方モトカタ末方スヱカタに分れて、所謂「掛け合ひ」の様式で謡ふのである。舞ひは、此神態カミワザヲサと言ふ風に解せられてゐる人長ニンヂヤウがするので、其も主として、初めの「採物トリモノ」に行はれる。
神楽記 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
許されて 剣とり帯く民のヲサ。民はぐゝみに、ふるへ。ごゝろ
橘曙覧評伝 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)