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鐘撞堂新道
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かねつきどうしんみち
ふりがな文庫
“
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)” の例文
向う両国も本所だし、
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
も本所だし、老女の家も本所であるし、
弥勒寺長屋
(
みろくじながや
)
も本所のうちであったはず。
大菩薩峠:29 年魚市の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
所
(
ところ
)
は
石町
(
こくちょう
)
の
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
。
白紙
(
はくし
)
の
上
(
うえ
)
に、ぽつんと一
点
(
てん
)
、
桃色
(
ももいろ
)
の
絵
(
え
)
の
具
(
ぐ
)
を
垂
(
た
)
らしたように、
芝居
(
しばい
)
の
衣装
(
いしょう
)
をそのまま
付
(
つ
)
けて、すっきりたたずんだ
中村松江
(
なかむらしょうこう
)
の
頬
(
ほほ
)
は、
火桶
(
ひおけ
)
のほてりに
上気
(
じょうき
)
したのであろう。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
一旦、
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
のお蝶の主人の家へ引取った米友は、それから出直して、どこへ行くともなしに歩きながら
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
に巣を食う大道芸人の一群。その仲間が自ら称して道楽寺の本山という
木賃宿
(
きちんやど
)
。
大菩薩峠:17 黒業白業の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「わたしのところは本所の
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
なのです、鐘撞堂新道の相模屋という家にいてお蝶というのが、わたしの名前ですからよく覚えていて下さい、そうして、わたしも昼間はたいてい遊んでいますから、お暇の時は話しにおいでなさいな」
大菩薩峠:18 安房の国の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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「どうもお前さんは、口の利きっぷりやなにかがおかしな人だよ、心持に毒のなかりそうな人だよ。ほんとに行くところがなければ、わたしの家へおいでなさいな、親方に話して上げるから。わたしの親方の家は本所の
鐘撞堂新道
(
かねつきどうしんみち
)
にあるのよ」
大菩薩峠:09 女子と小人の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
鐘
常用漢字
中学
部首:⾦
20画
撞
漢検準1級
部首:⼿
15画
堂
常用漢字
小5
部首:⼟
11画
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“鐘撞堂”で始まる語句
鐘撞堂