“鐃鈸”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ねうはち27.3%
にょうばち18.2%
ぎょうばつ9.1%
にょうはち9.1%
にょうはつ9.1%
ねうばち9.1%
シンバル9.1%
ツィンバルイ9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
靜かな晝のお葬式(ともらひ)に、あの取澄(とりす)ました納所坊主の折々ぐわららんと鳴らす鐃鈸(ねうはち)の音を聽いたばかりでも笑ひ轉(ころ)げ
思ひ出:抒情小曲集 (旧字旧仮名) / 北原白秋(著)
アフリカの蛮人でくちびるを鐃鈸(にょうばち)のように変形させているのや、顔じゅう傷跡だらけにしているのがあるが、あれはどうもどう見ても美しいと思えない。
藤棚の陰から (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
このつぶやきがしばし行われた後、一人の僧侶が一対の大きな鐃鈸(ぎょうばつ)を取り上げて数回ガチャンガチャンと鳴らした。
そして僕にはほとんどこの愛が、たとい諸々(もろもろ)の国人(くにびと)の言葉と御使(みつかい)の言葉とを語り得(う)とも、もし愛なくば鳴る鐘、響く鐃鈸(にょうはち)のごとしと書いてある、あの愛と同じものであるように思われるのです。
銅鑼(どら)の連打にはじまつて、胡弓、笛、鐃鈸(にょうはつ)などの、騒々しい合奏になる。それを先頭に、行列が繰りこんで来た。雲つくやうな謝将軍が、ゆたりゆたり揺れながら来る。
少年 (新字旧仮名) / 神西清(著)
間(ま)を置いて海の鐃鈸(ねうばち)が鳴らされます。
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
四絃琴(バンドゥーラ)や鐃鈸(シンバル)、笛や八絃琴(コーブザ)の楽の音がとどろきわたつて——歓楽がつづいた……。
楽師どもは暫し音楽をやめ、鐃鈸(ツィンバルイ)や提琴や羯鼓をかたへに置いて、貨幣の焼き込んである婚礼麺麭(コロワーイ)の底を熱心に探つた。