“にょうはつ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
鐃鉢50.0%
鐃鈸50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういう僧侶が二百人ばかりも参り、その中の半分は太鼓、半分は鐃鉢にょうはつを持って居ります。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その次に出て来るのが鐃鉢にょうはつを持った僧侶でその数およそ三百人ばかり、その法衣ほうえはいずれも大金たいきんのかかったもので、法衣の下に金襴きんらんのトェカー(肌着)を着けて居る者もある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
そのぐるりには二百人ばかりの僧侶が太鼓を打ち鐃鉢にょうはつを鳴らして居るです。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
銅鑼どらの連打にはじまつて、胡弓、笛、鐃鈸にょうはつなどの、騒々しい合奏になる。それを先頭に、行列が繰りこんで来た。雲つくやうな謝将軍が、ゆたりゆたり揺れながら来る。
少年 (新字旧仮名) / 神西清(著)