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鎖鑰
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さやく
ふりがな文庫
“
鎖鑰
(
さやく
)” の例文
身をもって北門警備の
鎖鑰
(
さやく
)
たらんとするわれらを見すてることは、天、人とともに許されまい、われらにとっては起死回生の——
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
鎖鑰
(
さやく
)
を下した先生の卓の抽出しの中で、二通の手紙が次第に黄ばんで行く。それを包んだ紙には「田舎」と題してある。
田舎
(新字新仮名)
/
マルセル・プレヴォー
(著)
あたかも無人の境を
奔
(
はし
)
るがごとく、一瀉千里たちまちにして中央アジアに
竜蟠
(
りゅうばん
)
し、アフガンに隣り、満州に接し、もってわが北門の
鎖鑰
(
さやく
)
を
叩
(
たた
)
き、
黒竜
(
アムール
)
江上に東洋艦隊を浮かべ
将来の日本:04 将来の日本
(新字新仮名)
/
徳富蘇峰
(著)
機動主義の法則を発見するを目的として地理学研究盛んとなり
鎖鑰
(
さやく
)
、基線、作戦線等はこの頃に生れた名称であり、軍事学の書籍がある叢書の中の数学の部門に収めらるるに至った。
戦争史大観
(新字新仮名)
/
石原莞爾
(著)
足利時代の事物を観察するに際しての忘るべからざる
鎖鑰
(
さやく
)
であろう。
東山時代における一縉紳の生活
(新字新仮名)
/
原勝郎
(著)
▼ もっと見る
飛龍
(
ひりう
)
は
何
(
なに
)
ぞ、
東洋
(
とうやう
)
の。
鎖鑰
(
さやく
)
を
握
(
にぎ
)
る
日出
(
につしゆつ
)
の。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
(ファウスト
鎖鑰
(
さやく
)
に手を下す。)
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
土地をひらき、人民を
安堵
(
あんど
)
させ、北門の
鎖鑰
(
さやく
)
を樹立する任務をになって
遙々
(
はるばる
)
やって来た初代の開拓判官は島義勇。雪のなかに建府の繩ばりをしたものである。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
七つの
鎖鑰
(
さやく
)
を施した巻物だ。
ファウスト
(新字新仮名)
/
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
(著)
北門警備の
鎖鑰
(
さやく
)
たらんと謝罪して出たこれら降伏士族に、云った言葉の責任を取って
貰
(
もら
)
わねばならぬ——そういう時機であった。何かひらめくようにそう考えた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
鎖
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
鑰
漢検1級
部首:⾦
25画
“鎖”で始まる語句
鎖
鎖帷子
鎖鎌
鎖国
鎖襦袢
鎖網
鎖攘
鎖駕籠
鎖甲
鎖沈