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鎖鎌
ふりがな文庫
“鎖鎌”の読み方と例文
読み方
割合
くさりがま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くさりがま
(逆引き)
三峰の奉納試合に、梅軒が八重垣流の
鎖鎌
(
くさりがま
)
の秘を尽して坂東の剣術者をほとんど
総薙
(
そうな
)
ぎに
葬
(
ほうむ
)
ったおととしの記憶などを思いうかべていた。
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
一
太刀
(
たち
)
、二
槍
(
やり
)
、三
鎖鎌
(
くさりがま
)
、四には手裏剣、五に含み針と数え歌にもあるじゃねえか。口に含んでこれを一本急所に吹き込んだら、大の男も命をとられるというあの含み針だよ。
右門捕物帖:26 七七の橙
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
よく尋ねるとボーラズを
指
(
さ
)
したんで、ボ様の物が英国にないので遠く多少の似た点がある故棓を当てたのだが、実は日本で言おうなら、棓よりは
鎖鎌
(
くさりがま
)
とともに使う
分銅
(
ふんどう
)
が一番ボーラズに似居る。
十二支考:05 馬に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
鎖鎌(くさりがま)の例文をもっと
(7作品)
見る
“鎖鎌”の解説
鎖鎌(くさりがま)とは、草刈り鎌に鎖分銅を取付けたような形をした武具で、農耕具を武器として発展させたものである。おもに帯刀を許されない身分の者(農民・商人・職人)の護身用の武器として用いられ、日本の武術各流派では隠し武器として用いられた。鎖鎌術は武芸十八般のひとつともされている。
(出典:Wikipedia)
鎖
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
鎌
常用漢字
中学
部首:⾦
18画
“鎖”で始まる語句
鎖
鎖帷子
鎖鑰
鎖国
鎖襦袢
鎖網
鎖攘
鎖駕籠
鎖甲
鎖沈
“鎖鎌”のふりがなが多い著者
南方熊楠
佐々木味津三
吉川英治
国枝史郎