“竜蟠”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りゅうばん50.0%
りょうばん50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あたかも無人の境をはしるがごとく、一瀉千里たちまちにして中央アジアに竜蟠りゅうばんし、アフガンに隣り、満州に接し、もってわが北門の鎖鑰さやくたたき、黒竜アムール江上に東洋艦隊を浮かべ
将来の日本:04 将来の日本 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
山陽山陰に虎踞こきょ竜蟠りょうばんし、一百二十万石の大封を擁し、覇威を中国に振いたる毛利氏も、天の暦数れきすう徳川氏に帰し、今は関原せきがはらの役、西軍にくみしたるの罪により、長防三十六万九千石に削減せられ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)