“暦数”の読み方と例文
読み方割合
れきすう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すくなくも、その時代の知識層から庶民に至るまでが、天文の暦数れきすう易経えききょうの五行説ぎょうせつに対しては、そう信じていたものである。
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
山陽山陰に虎踞こきょ竜蟠りょうばんし、一百二十万石の大封を擁し、覇威を中国に振いたる毛利氏も、天の暦数れきすう徳川氏に帰し、今は関原せきがはらの役、西軍にくみしたるの罪により、長防三十六万九千石に削減せられ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
これを、層雲そううんくずれの凶兆きょうちょうともうしまして、暦数れきすうの運命、ぜひないことだと、お師匠さまも吐息といきをおもらしなさいました
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)