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あや
ふりがな文庫
“
錯
(
あや
)” の例文
そして其の着手着意の處を知り得て過たずに、實作實效の境に處し得て
錯
(
あや
)
まらざらんことを人も我も欲するのである。
努力論
(旧字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
今年
(
ことし
)
——大正七年に彼女は四十四歳になるが、この上の平和と幸福とは重なろうとも、彼女の身辺に冷たい風の
逼
(
せま
)
ろうはずはない。私が彼女は幸福だといっても、
錯
(
あや
)
まった事ではなかろうと思う。
竹本綾之助
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
堅田の祐菴は水の味を知るに於て
精
(
くは
)
し。琵琶湖の水、甲処に於て汲む者と乙処に於て汲む者とを弁じて
錯
(
あや
)
まらざりしといふ。茶博士たるもの、
固
(
まこと
)
に是の如くなるべき也。
水
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
錯
常用漢字
中学
部首:⾦
16画
“錯”を含む語句
失錯
交錯
錯誤
錯綜
介錯
錯覚
錯雑
錯乱
倒錯
時代錯誤
錯々
錯覺
御介錯
晁錯
錯雜
錯落
介錯人
盤根錯節
錯倒
錯列
...