さき)” の例文
その矛のさきよりしたたる潮りて一つの島と成れり。磤馭盧おのころ島と曰ふ。二神是に彼の島に降居まして、夫婦して洲国を産まんとす。
日本天変地異記 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
火はその習ひにしたがひてしばらく鳴りて後とがれるさきをかなたこなたに動かし、氣息いきを出していひけるは 五八—六〇
神曲:01 地獄 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)