“針目”の読み方と例文
読み方割合
はりめ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「ほう。やっぱり蜂矢探偵でしたね。わたしをごぞんじありませんか、針目はりめです」
金属人間 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すけはをとなしく、ほろりほろりとなみだのこぼれるを、せじとうつきたるかたのあたり、針目はりめあらはに衣破きぬやれて、此肩これかつぐからし、安兵衛やすべゑはおみねいとまらんとふにれはもつてのほか
大つごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
羽子はごよ毬よみな母君にかくされて肩上かたあげあとの針目はりめさびしき
恋衣 (新字旧仮名) / 山川登美子増田雅子与謝野晶子(著)