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酒気
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さかけ
ふりがな文庫
“
酒気
(
さかけ
)” の例文
旧字:
酒氣
ああ貴君のやうにもないお力が無理にも商売してゐられるはこの
力
(
ちから
)
と思し召さぬか、私に
酒気
(
さかけ
)
が離れたら坐敷は
三昧堂
(
さんまいどう
)
のやうに成りませう
にごりえ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
「お互に辛抱するのよう。」と
酒気
(
さかけ
)
のある派手な声で、主税を送ったのは綱次であった。ト同時に
渠
(
かれ
)
は姉さんと、手をしっかりと取り合った。
婦系図
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
青ぺらの
鍔
(
つば
)
を
挘
(
むし
)
り上げて、
引傾
(
ひきかた
)
げて
剥
(
は
)
いで見せたは、
酒気
(
さかけ
)
も有るか、赤ら顔のずんぐりした、目の細い、しかし眉の迫った、その癖、
小児
(
こども
)
のような
緊
(
しまり
)
の無い口をした血気
壮
(
ざかり
)
の
漢
(
おのこ
)
である。
日本橋
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“酒気”の意味
《名詞》
酒気(しゅき)
酒の香り。
酒に酔った感じ。
(出典:Wiktionary)
酒
常用漢字
小3
部首:⾣
10画
気
常用漢字
小1
部首:⽓
6画
“酒”で始まる語句
酒
酒肴
酒場
酒宴
酒代
酒瓶
酒杯
酒精
酒屋
酒樽