“遼河”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
りょうが60.0%
れうが40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで何を始めるかと思うと、遼河りょうがを利用して、豆粕大豆まめかすだいずを船でくだす、大仕掛な運送業を経営して、たちまち失敗してしまったのだそうである。
(新字新仮名) / 夏目漱石(著)
一月より二月にかけて威海衛落ち、北洋艦隊ほろび、三月末には南のかた澎湖ぼうこ列島すでにわが有に帰し、北のかたにはわが大軍うしおのごとく進みて、遼河りょうが以東に隻騎の敵を見ず。
小説 不如帰  (新字新仮名) / 徳冨蘆花(著)
其所そこなにはじめるかとおもふと、遼河れうが利用りようして、豆粕大豆まめかすだいづふねくだす、大仕掛おほじかけ運送業うんそうげふ經營けいえいして、たちま失敗しつぱいしてしまつたのださうである。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
わが船よ片時のちはいかならん遼河れうがながれ濁水にして