遣度やりたく)” の例文
藤八はコレ/\お節どうした者だせめて九助が死なぬ中あはせて遣度やりたく漸々やう/\と是迄折角せつかくかけ付しに何にも言ずなき居ては切角せつかく逢し甲斐かひもなし云たき事の有ならばはやく云てと急立るにお節は漸々顏をあげをつとの姿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)