遠里とほざと)” の例文
うしろは、遠里とほざとあはもやいた、なだらかなやまなんです。
人魚の祠 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
露おけば白く涼しな住の江の遠里とほざと小野をのの草な刈りそね
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
われは、今、かの遠里とほざとをはなれ來ぬ。
きその日は (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
日はやゝに傾きて、遠里とほざと
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)
遠里とほざと小野をのしろすみれ
白羊宮 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫薄田淳介(著)
遠里とほざと小野の野越のごし
泣菫詩抄 (旧字旧仮名) / 薄田泣菫(著)