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『きその日は』
ふりがな文庫
『
きその日は
(
きそのひは
)
』
きその日は思むすぼれ、とぼとぼと 馬を進むる憂き旅路、これも旅かや まのあたり、路のもなかに「愛」の神、 巡禮姿、しほたれて、衣手輕し。 うれはしき其かんばせは、さながらに、 位はがれしやらはれのやつれ姿か、 憂愁の思にくれて吐息がち、 人 …
著者
アリギエリ・ダンテ
翻訳者
上田敏
ジャンル
文学 > イタリア文学 > 詩
初出
「家庭文芸 創刊号」1907(明治40)年1月
文字種別
旧字旧仮名
読書目安時間
約1分(500文字/分)
朗読目安時間
約1分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
來
(
きた
)
思
(
おもひ
)
悦
(
よろこび
)
汝
(
なれ
)
輕
(
かろ
)
心
(
しん
)
衣手
(
ころもて
)
憂愁
(
いうしう
)
遠里
(
とほざと
)
人目
(
ひとめ
)
路
(
みち
)
臟
(
ざう
)
新
(
あらた
)
憑
(
つ
)
憂
(
う
)
忽
(
たちま
)
其
(
その
)
位
(
くらゐ
)