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道陸神
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どうろくじん
ふりがな文庫
“
道陸神
(
どうろくじん
)” の例文
(へッ、へッ。)と、先はお役人様でがさ、お世辞
笑
(
わらい
)
をしたばかりで、こちらも肩で捻向く
面
(
つら
)
だ、
道陸神
(
どうろくじん
)
の首を
着換
(
つけか
)
えたという形だてね。
唄立山心中一曲
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「要次郎。おせきちやんを送つて行くのだから、影や
道陸神
(
どうろくじん
)
を用心おしよ。」
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
……その
後
(
あと
)
から、鼠色の影法師。女の影なら月に
地
(
つち
)
を
這
(
は
)
う
筈
(
はず
)
だに、寒い
道陸神
(
どうろくじん
)
が、のそのそと四五尺離れた処を、ずっと
前方
(
むこう
)
まで附添ったんだ。
歌行灯
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「宇田川町を通ると、影や
道陸神
(
どうろくじん
)
の子供達があたしの影を踏んで……。」
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
金屏風
(
きんびょうぶ
)
とむきあった、客の脱すてを掛けた
衣桁
(
いこう
)
の
下
(
もと
)
に、何をしていたか、つぐんでいて、
道陸神
(
どうろくじん
)
のような影を、ふらふらと動かして、ぬいと出たものがあった。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
▼ もっと見る
影や
道陸神
(
どうろくじん
)
、十三夜のぼた
餅
(
もち
)
——
影を踏まれた女:近代異妖編
(新字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
椿 そのほか、
夥多
(
あまた
)
の
道陸神
(
どうろくじん
)
たち、こだますだま、
魑魅
(
ちみ
)
、
魍魎
(
もうりょう
)
。
夜叉ヶ池
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
影や
道陸神
(
どうろくじん
)
、十三夜のぼた餅——
影を踏まれた女
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
陸
常用漢字
小4
部首:⾩
11画
神
常用漢字
小3
部首:⽰
9画
“道陸”で始まる語句
道陸