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進退
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かけひき
ふりがな文庫
“
進退
(
かけひき
)” の例文
此
(
これ
)
が
禁厭
(
まじなひ
)
に
成
(
な
)
るのと
見
(
み
)
えます。
窓
(
まど
)
を
透
(
とほ
)
して
手
(
て
)
のやうに
擴
(
ひろ
)
がります、
其
(
そ
)
の
黒雲
(
くろくも
)
が、じり/\と
來
(
き
)
ては、
引返
(
ひきかへ
)
し、じり/\と
來
(
き
)
ては、
引返
(
ひきかへ
)
し、
仙人
(
せんにん
)
の
背
(
せ
)
は
波打
(
なみう
)
つやうに、
進退
(
かけひき
)
するのが
見
(
み
)
えました。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
お
庇
(
かげ
)
さまで、至って元気がようござりますので、御懇意な近所へは、
進退
(
かけひき
)
が
厭
(
いや
)
じゃ、とのう、葉山を越して、日影から、
田越逗子
(
たごえずし
)
の方へ、遠くまで、てんぼうの肩に
背負籠
(
しょいかご
)
して、
栄螺
(
さざえ
)
や、とこぶし
草迷宮
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
“進退”の意味
《名詞》
進退(しんたい)
進むことと、退くこと。
立ち居振る舞い。
身の処置。
(出典:Wiktionary)
“進退(
進止
)”の解説
進止(しんし/しんじ)とは、進退(しんたい)とも呼ばれ、土地・財産・人間などを自由に支配・処分することを指す。
(出典:Wikipedia)
進
常用漢字
小3
部首:⾡
11画
退
常用漢字
小6
部首:⾡
9画
“進退”で始まる語句
進退谷
進退伺
進退極
進退去就
進退維谷
進退行蔵
進退匍匐廻