トップ
>
迂拙
ふりがな文庫
“迂拙”の読み方と例文
読み方
割合
うせつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
うせつ
(逆引き)
(そして、自分のような生来の
迂拙
(
うせつ
)
な書痴にもこの事実が適用されることに)三造は今更のように驚かされるのである。
狼疾記
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
書画、
篆刻
(
てんこく
)
、
等
(
とう
)
を愛するに至りしも小穴一游亭に負ふ所多かるべし。天下に
易々
(
いい
)
として古玩を愛するものあるを見る、われは唯わが
性
(
さが
)
の
迂拙
(
うせつ
)
なるを
歎
(
たん
)
ずるのみ。
わが家の古玩
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
余初めて書を刊して、またいささか戒むるところあり。今や
迂拙
(
うせつ
)
の文を録し、
恬然
(
てんぜん
)
として
愧
(
は
)
ずることなし。警戒近きにあり。請う君これを
識
(
し
)
れと。君笑って諾す。
将来の日本:02 序
(新字新仮名)
/
田口卯吉
(著)
迂拙(うせつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
“迂拙”の意味
《名詞》
世渡りが下手で愚かなこと。
(出典:Wiktionary)
迂
漢検準1級
部首:⾡
7画
拙
常用漢字
中学
部首:⼿
8画
“迂”で始まる語句
迂濶
迂闊
迂回
迂遠
迂
迂廻
迂愚
迂路
迂散
迂曲
“迂拙”のふりがなが多い著者
田口卯吉
徳富蘇峰
中島敦
森鴎外
芥川竜之介