“迂拙”の読み方と例文
読み方割合
うせつ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(そして、自分のような生来の迂拙(うせつ)な書痴にもこの事実が適用されることに)三造は今更のように驚かされるのである。
狼疾記 (新字新仮名) / 中島敦(著)
書画、篆刻(てんこく)、等(とう)を愛するに至りしも小穴一游亭に負ふ所多かるべし。天下に易々(いい)として古玩を愛するものあるを見る、われは唯わが性(さが)の迂拙(うせつ)なるを歎(たん)ずるのみ。
わが家の古玩 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
余初めて書を刊して、またいささか戒むるところあり。今や迂拙(うせつ)の文を録し、恬然(てんぜん)として愧(は)ずることなし。警戒近きにあり。請う君これを識(し)れと。君笑って諾す。
将来の日本:02 序 (新字新仮名) / 田口卯吉(著)